それでは聴いてください

フリートークからの曲紹介に繋げるラジオ形式のブログ

次の給料日まで節約生活

はじめに

先に言っておくが私は「シンプルな暮らし」とか「持たない生活」的な、日々の娯楽やプチ贅沢を浪費とみなす考え方は好みでないし、節約生活に慣れたとしても、節約を強いられる環境を肯定する貧しい人間にはなりたくないと思う。本記事はあくまで、節約をせざるを得ない窮地に陥った場合に参考になるように残した自身の記録である。

 

節約必須になった背景

4月末にノイマンのマイクTLM103(¥128000)を購入した。貯金残高の様子がおかしくなり始めたのはこれがきっかけだ。もちろんマイクだけではない。マイクを取り付ける専用のショックマウントも購入。また良質なマイクを持っていても宅録には限界があり、3万円かけて外部のレコーディングスタジオも利用したし、GWには遠出したので万単位の交通費もかかった。これ以上は割愛するが、その他諸々で6月に引き落とされたクレジットカードの利用金額は、今までの月平均の3倍にも上った。

事の重大さに気付いたのは1週間前。通帳記入をしたところ、久しく見るレベルの金額まで貯金残高が減っている。いやいやいや、まだ給料日前だからだよ、だってまだ20日じゃ・・・と思ったが日付はとうに給料日の20日を過ぎていた。給料入ってこの額か、と気付いてしまった私は数年ぶりにこのワードと再会した。

 

「金欠」

 

である。基本給も上がったし、もうこいつとは縁が切れたと思っていたが、しょせん贅沢ができるほどの額ではなかったのだ。自活している以上生活費はかかるので、少なくとも翌月の給料日までは、なくても困らない物事にはお金を使わないようにしようと決めた。

 

 

マイルール

そして下記のルールを設けた。

①1日の食費は1,000円まで。

→ここで定義する食費とは、テイクアウトや惣菜のような一度で食べ切る食事にかかる費用のことなので、野菜や肉など「食料品の買い出し」は計算外。というのも、買った食料品は数回に分けて使うため。

 

②カフェは飲み物1杯まで。

いやカフェ行くなよ、と思われそうだが、自宅が狭いのもあってどうしても外部の環境が必要な場合があるので敢えて禁止はしない。ただし飲み物は1杯まで。そうすればせいぜい500円で済むため。

 

③服を買わない。

かわいい夏服が出始めたが、衣類は足りているので諦める。欲しくなりそうなのでデパートや商業施設にもなるべく出向かないことにする。

 

④遊ばない。

ほぼ毎週のようにカフェや食事に行っている友人がいるが、事情を話して今月は無しにしてもらった。こうして気付いたことだが、貧乏は時に他人をも傷つけるし、過度な節約生活は人の心を蝕む。なにが「シンプルな暮らし」だ、く○ばれ。

 

実践してみたこと一覧

◆炒め物を多めに作って冷凍保存

→よく作るのが豚キムチ。買ってきたキムチ1パック全部と、にんじん、たまねぎ、しめじ等を入れると4食分くらいの量になるので、これを1食分ずつラップに包んで冷凍しておく。調べたところ1ヶ月だか2ヶ月だか持つらしい。そんなに長く保存したことはないが、少なくとも2週間程度ならほとんど味も落ちないし、電子レンジで温めてすぐに食べられるので節約に関係なく便利。次は回鍋肉を作り貯めする予定。

 

◆おうちタピオカ

乾燥タピオカを自宅で茹でて、好きな飲み物に入れる。

受理子オリジナルタピオカの材料はこちら。

アールグレイ(無糖)

・牛乳

・黒蜜ポーション

・乾燥タピオカ

牛乳以外はカルディで、計算したところ1杯あたり約217円だった。外のタピオカ屋さんでは500〜600円ほど掛かるので、半分以下になる。必要経費ではないが、節約は修行ではないので懐が許す限りではこのくらいの楽しみはアリだと思う。

 

◆米を炊く

うちには炊飯器がなく、今までずっと専用の土鍋で炊いてきたのだが、これが面倒で最近は米を炊かずにパックごはんに頼るようになってしまっていた。パックごはんは単価が高い気がするので(もはや計算もめんどくさい)、重い腰を上げて土鍋を引っ張り出し、再び文字通りの自炊をすることにした。久しぶりに土鍋で炊いた米は、粒感が曖昧になるほど柔らかいのに所々に芯があるという失敗作となった。当たり前だが怠惰は腕を鈍らせる。

 

◆クレジットカードを使わない

貯金が一定額に達するまで、食費等も全て現金で払うことにした。金銭感覚が鈍るので、通販もなるべく使わないようにしている。

 

さいごに

ここまで書いた節約生活を始めてまだ1週間。

本心としては夏服欲しいし、外食したいし、良質なオーディオインターフェースとマイクプリも必要だし、コメダで元祖ジェリコピザトーストとシメの豆乳オーレを頼みたい。

しかし生活費の確保が最優先なので、くれぐれも浪費しないように気をつけようと思う。

 

ただ最後に改めて言うが、節約や倹約は偉くないし、贅沢は敵じゃない。

必要に迫られて、楽しみだった娯楽を削り、思ってもいないのに「これで充分」などと自分に言い聞かせるようなことは、読者の皆様には絶対にしないで頂きたいと思う。