《メンヘラ向け》雨の日におすすめな曲
雨の日を楽しく♪
なんて文句でかわいい傘が売られていたりするけれども、傘ごときで気分が保てる訳がない。それがメンヘラである。
ここでいうメンヘラとは、物事に対する耐性が極端に低い状態を指す。小雨の中、自転車になんて乗ろうもんなら、顔が濡れる不快さだけで呼吸が乱れ、手足はビリビリと痺れる。そんな不安定なメンタルでも耳にすっと入ってくる曲は、ミディアムチューンではないだろうか。
あまりにアップテンポだと疲れるし、バラードでは余計憂鬱になってしまう。
歌詞も、やたら前向きだと鬱陶しいし、かと言って未練タラタラでネガティヴなのもうんざり。綺麗事は言わず、隣にいて歩幅を合わせて一緒に歩いてくれるような、ホッとするミディアムチューン。そんな曲を探してみた。
まず一曲目。
倉木麻衣さん、こういう曲調が多いので雨の時期の精神安定剤になりそう。
もう1つ。
moumoon「フォーエバー」
慶応の文学部出身で英語が大得意なはずのYUKAさんが、foreverを“フォーエバー”とカタカナにしているところにも、目線の高さを合わせてくれているような優しさを感じる。それも押し付けがましくない、素直で根本的な優しさ。
カラオケに無いのが残念。
もっとも、今日九州の奄美地方で梅雨明けしたらしいけども。
MAI KURAKI BEST 151A -LOVE & HOPE- 【通常盤】
- アーティスト: 倉木麻衣
- 出版社/メーカー: ノーザンミュージック
- 発売日: 2014/11/12
- メディア: CD
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走る馬鹿を見下して のんびりデブは歩いてく
標準体重ぴったりになった。
つまりそれまでは、ずっとデブだったんだぜ。
オープニングナンバーは斉藤和義で「ずっと好きだった」でした。
筋肉がつきやすい体質で、もともと見た目よりも体重が多いタイプなんだけど、まあ言い訳なんだけど、去年休職期間にジムに通い始めてちょくちょく運動するようになってから少し体重が落ちた。べつにガリガリになりたいとは思わない。ただ、私は音楽をやっている。画面に映ると5キロ太って見えると言われているし、人前に出るには標準より痩せている方がいいのだろう。それに何より、近いうちにライブを3つも控えている。せめて 太らないよう、維持したい。
去年通っていたジムは経済的な理由で辞めてしまったので、最近は市営の体育館のトレーニングコーナーを利用しているが、これが平日の仕事終わりだとちょっと間に合わない。
土日もなんか、行けない(察して)。
運動ができない日々が続いている。しかし、
「そんな10分20分程度運動したって痩せないでしょ。気休めだよ気休め。」
と母に言われて気づいた。目的は痩せることであり、体育館に行くことではない。それに運動は体育館に行かなくてもできる。(ただ、外でのランニングは何を着たらいいかわからないので除外している)
そこで思いついたのが、最寄駅から家まで歩くということだった。私の自宅は、東京のお隣だというのに最寄り駅まで3km以上離れている。バスで20分、徒歩では40分かかる。普段はバスを使っているのだが、帰りだけでも歩けばけっこうな運動になるはずだ。
中学の頃に体育の先生が、短時間で激しい運動をするより、静かに長時間動き続ける方が運動になると言っていたのを思い出した。つまり、体育館で20分トレーニングマシンに乗るより、最寄り駅から40分歩く方が運動になるということになる。
ということで最近は、あえてバスを見送り、家まで歩いて帰っている。イキがって走る必要なんかない。
走る馬鹿を見下して のんびりデブは歩いてく
斉藤和義で、「歩いて帰ろう」
駅から歩いて帰ると1つ問題が出てくる。 うちの地域は楽器の音を出していいのが21時までと決まっているのだが、駅から家まで歩くと、定時退社でも20時頃の帰宅になってしまう。帰宅したらすぐに夕飯で、あっという間に21時。どうしてもアコギを練習したいときは、ピックを使わずに指の腹で弦をそっと弾く。モワン…という小さな音でこっそり音楽を感じる。そして少しずつ、心の中までもがモワン・・・としたものに浸食されていく。
音楽をやっていることを、同居している両親にはまだ話していない。何かしらやっていることは気づいているだろうけども、ダイエットに勤しむ理由が、ライブを控えているからだということは知られていない。だから休日に外出に誘われて、運動したいから無理だなんて断れない。
レッスンなのに「友達とギター弾いて遊ぶ」、自分がライブ出るのに「友達のライブ観に行く!」と、嘘でごまかして過ごしてしまえば、大した進歩もないまま、頼みもしないのに同じような朝が来る。しばらくは自由に泳がせてほしい、だって寄り道なんかしてたら置いてかれるよ、すぐに。
自分の都合で外出してばかりなのは申し訳ないけど、言いたいことは胸の中。
誰にも言えないことはどうすりゃいいの
教えて
【お知らせ】7/15(土)のライブ詳細
7月15日(土)は「無重力のレシピ」のボーカル、佐々木晃生さんがプロデュースするシンガーイベントである。イベント名はまだn…DAY DREAM BELIEVER。
7/15(土)
DAY DREAM BELIEVER
open 11:45
start 12:00
チケット前売り ¥2500/ 当日¥3000(1drink別)
JuRiは14:00〜14:25予定
Twitter等でもおしらせします。
@juri_ssw
【おしらせ】6/25(日)ライブ出演決定+今後の予定
6〜8月、3つのライブが一気に決まりました。
・6/25(日)初台DOORS
・7/15(土)代々木Barbara
・8/19(土)Cafe Dolce Vita(大久保)
直近の6/25(日)、
SHINJUKU 8th VOAT LIVEの詳細です。
《場所》
初台DOORS
《時間》
13:00開演
私の出番は18:07〜
※前後する可能性がありますので、17時にはお越しくださいませm(__)m
《チケット》
¥1600+1drink
《内容》
ボーカルスクールVOATの新宿校が主催するライブ。弾き語りからダンスボーカルまで様々なジャンルが楽しめます。
私の今回のラインナップは、全体的にアップテンポになってます。
中でも見どころ(聴きどころ?)なのが、pinkylabさんにアレンジ・リミックスしていただいたオリジナル曲です。
★pinkylabさんはクラブ系が得意なDTMerで、中央大学作曲同好会(通称:C3)のOBでもあります。ちなみに私は「ぴんくさん」と呼んでいます。HPはこちら↓
pinkylab.pink
ってなわけで6月25日みなさんお待ちしております!!
【お知らせ】糸魚川の動画作りました【百聞は一見にしかず的な】
「糸魚川の現在」というシリーズ記事を3本出していますが、同じ内容を1つにまとめた動画バージョンを作りました。というか、本来は動画メインのつもりだったんですよ。報道系ユーチューバー的な。
アクセス数も増えてきたので、各記事にも埋め込みました。3本とも読んでくださる方は、サムネイルで毎回この女性のお顔を見ることになると思います。糸魚川市役所の白澤さんという方です。被災者が無料でバスに乗れる仕組みを提案した素晴らしい方です。
動画の内容はブログとほとんど同じで、よくある企画系のニュース完パケみたいな感じ。
ナレーションは私です。
プレミアプロ(premire pro)の方がよかったよと文句言いながら、慣れないビデオスタジオで編集したのも私。
人見知りを動画編集ソフトに対しても発症して最初は半パニックでしたが、気がついたら打ち解けていて、ビデオスタジオとは今では飲みに行く仲ですね。ただ、丸とか四角とかの図形の挿入ができないことに関しては許せていないし、一生分かり合えないと思います(※1)。
動画編集は基本的に、素材をタイムラインの上に並べて繋げていく作業です。
並べた素材と素材の隙間をピタッとくっつける「リップル削除」という機能があって、プレミアで編集すると必ずこれを使うのですが、素材同士がピタッとくっつくあの瞬間は、いい感じの男の子と女の子を引き合わせたようなキューピッド感を味わえてきゅんきゅんするから大好きなんですよ。
それがビデオスタジオだと、タイムラインに載せた素材は自動的にくっつくようにできている。付き合うまでのプロセスを訊いたら「気がついたら付き合ってたー」と答えられたみたいでいけすかない。いや、「話しかけたら付き合えたー」みたいな感じですかね。
ビデオスタジオとはやっぱり分かり合えそうにないです。
※1図形の挿入:プレミアだとテロップ作成時にパワポと同じ要領で丸とか四角とか三角などを挿入できるが、ビデオスタジオにはこれがない(っぽい)。そのためベース付きのテロップが作れないのが悩みだが、カラークリップを縮小してベース代わりにするという小技を使った。
ボーイミーツガールのスカート
母が、「あずさワイン買ってきて」と父に頼んだら、“あすだワイン”を買ってきたことがある。
“あずさ”ワインは無添加が売りのワインで、わりとポピュラーなものらしい。
↓“あずさ”ワイン。母が欲しかったもの。
一方、“あすだ”ワインは西友が直輸入しているワインであるらしく、正式表記は“ASDA WINE”。
↓“あすだ”ワイン。父が間違えて買ったもの。
よくそんな似た名前のワインが共存してるもんだと驚くばかりだった。
普段ならけんか祭りが起きそうなところだが、このときばかりは父も母も笑いながら、「何それそんなのあったの囃子」を奏でていた。
母の滑舌が悪かった、似た商品を置いた西友が悪い、
の2つでASDA WINE事件は示談が成立したが、日常で起こる聞き間違いは滑舌云々ではないところに原因がある場合が多い。私が思うに、以下の条件に2つ以上当てはまる場合に聞き間違いが起こりやすい。
①イントネーションが同じ
②頭の音またはアクセント箇所の音が同じ
③話の受け手が話し手の指しているものを知らない
④同音異義語またはイントネーションの類似した言葉で捉えている
ASDA WINE事件では①~③が当てはまっている。
①イントネーションが同じ
→あずさワインとあすだワイン。口を閉じて発音してみると同じ音程になる。
②頭の音またはアクセント箇所の音が同じ
→どちらも「あ」で始まる。
③話の受け手が話し手の指しているものを知らない
→一番の原因はこれである。
私は母が「あずさワイン」をグラスに注いでいるのをよく見ていたから、多少滑舌が悪くとも「あー、いつものあずさワインね。」と理解できる。しかし父は家にいる時間が少なく、母が何のワインを飲んでいるのか知らなかった。母が「あずさワイン」という名前のワインを飲んでいることと、あずさワインの存在そのものを知らなかった父にしてみれば、母の滑舌・発音が全てなのである。
さて、聞き間違いが起きやすい条件は上記4つのうち、2つ以上当てはまる場合だと前述したが、①のようにイントネーションが同じというだけでは聞き間違いは起きない。
例えば、
「東京テレポート」(りんかい線の駅)と「全然寝れねーじゃん」
何言ってんだこいつ…と思うならぜひ口を閉じて言ってみてほしい。同じ音になるから。しかし、こんなに違う言葉を聞き間違えるのはそれこそ全然寝てない人だろう。
大学名だとこんなのがある。
一文字多いが「慶應義塾大学」もモゴモゴ言えば似る。
「中央大学」と「東洋大学」、法政大学あたりも口を閉じれば似ているが、漢字2文字系の大学名は挙げるときりがない。
逆に「早稲田大学」は似た音の大学がない(たぶん)。
ダ行が苦手な人は多いが、「わせららいがく」とか言っても早稲田大学だと伝わりそうだ。
最後に、私が出くわした聞き間違いを紹介しよう。
私は日テレでやっていた「地味にスゴい!校閲ガール河野悦子」というドラマが大好きだったのだが、そのオープニングで石原さとみが履いていたのとそっくりなスカートを近所のお店で見つけたときのこと。
出版社勤務ではないけれど、これを履けば自分も「えっちゃん」になれると思い、興奮気味に「これ!校閲ガールで石原さとみが履いてたのと似てますね!!」と店員さんに言った。すると店員さんは、静かにこう答えた。
「私その、“ボーイミーツガール”観てないのでわからないです。」
は??
と思ったが、なるほどたしかに“つガール”の部分が一致。イントネーションも一致。
ついでに校閲ガールの存在を知らない。①②③により、これは起こるべくして起こった聞き間違いである。
証明以上。
しかしそれでも、下がり始めたテンションを保って試着室に入った。
全然似合わなかった。
Boy Meets Girl ロマンスの神様 この服じゃないね
店員さん、“週休2日しかもフレックス”なところで働けばドラマ観る余裕もできますよ。
ちなみに後で調べたら、石原さとみが着ていた本物は全く別のブランドだった。
富士そばは優しい ーPART Ⅱー
前回の記事で富士そばに触れた。
カツ丼の食券を買ったが、カウンターで「そばですかうどんですか」と訊かれ、第三の選択肢をもって「丼です」と答えたが怒られなかったから、富士そばは優しいと締めくくった話だった。後で知ったが、第3の選択肢を含むことを「例示列挙」と言うらしい。
↓前回の記事『富士そばは優しい』
「そばですかうどんですか」という質問が、警察に通報したときの「事件ですか事故ですか」に響きが似ており、事件と事故はとっさの判断が難しいが、そばとうどんは違いが瞬時にわかると私は述べていた。
しかし今日、こんな記事を見つけた。
↓『外食チェーンの裏側…行ってはいけない!? 立ち食いそばの正体』
そばは、そば粉と小麦粉を混ぜて作るのが一般的だが、激安そば店ではそば粉より小麦粉の割合の方が高く、そば粉:小麦粉=2:8で作られることが多いという。
それが、ひどい店だと1:9のところもあるそうな。
記事にはこんな記述があった。
小麦粉9割のそばって…。
「もはや、そばとは言えません。激安そばの正体は、そば風の茶色いうどんです」
え・・・
じゃあ、小麦粉9割のそばを出す店でそばを頼んで、「そばですかうどんですか」って訊かれたら何て答えればいいの?
①「そばです。」(純粋なそばだと思っているふり)
②「そばです。」(“そば”は商品名だと考える)
③「愚問ですね(嘲笑)。そば粉入りのうどんで。」
もっとも、安い店に入るときというのは、なんでもいいからすぐに何か食べたいときであって、本当においしいそばが食べたかったら、そば打ちの様子が間近で見えるような店に入ればよいのだけども。
この記事では、安くてもそば粉の割合が高い、本物の「そば」を食べられる店を最後に紹介していた。その中に、富士そばの名前は挙がっていなかった。
あんまり性格良くないんだろうなと思っていた知り合いに案の定、裏があることを知ったときのような気分で富士そばのことを思った。
しかし今度は、関連記事にこんなものを見つけた。
↓『アルバイトにもボーナスを支給する理由とは?「富士そば」会長が語る、超ホワイトな経営哲学』
正社員ですらボーナスがもらえない企業もあるのに、富士そばはアルバイトにもボーナスを支給するという。
昔から母に言われてたの。「お金が欲しいなら、独り占めしちゃダメ。みんなに分けてやる精神がないと絶対に大きくなれない」って。だから富士そばでも、前年よりよければ給料を増やしなさいと言ってるのね。それさえしっかりしていれば、僕がどうのこうの言わなくても、みんな一生懸命やってくれる。
(中略)
売り上げを増やせば、自分たちに返ってくるとわかってるから、僕が何も言わなくても、なんとかして売りたいといろいろ考えてくれる。
これは、この記事に書かれていた、富士そばの丹社長の言葉。
待遇を良くすれば、従業員もそれに応えようと、売り上げを増やすために試行錯誤してくれるという考えだ。
丹社長は、自分が上京した頃の寂しさや苦労をよく覚えていて、それを店の経営に活かしているという。最初の方にこんな記述もあった。
やっぱり東京は地方から出てきた人が多いから、家賃を払うのに精一杯な人も少なくないでしょ。
懐が寂しい人の事情を本当によくわかっている。貧乏だと空腹時、なんでもいいから食べたい、と思う。そばに含まれるそば粉が何割だろうと関係ない。“茶色いうどん”だろうが10割そば※だろうが、そこそこおいしければいいのだ。食べられるものを安く提供する。上京したての若者や、懐のさみしい人への配慮で、あえて必要以上に凝らないことが、富士そばのやり方なのかもしれない。
富士そばのそば粉の割合はわからないし、立ち食いそばと言えどそれなりにこだわりをもってそばを作っているのだとは思う。私はただネット記事を読んだだけなので確かなことは言えないけれども、一つだけ言い切れることがある。
やはり富士そばは優しい。
Superfly『やさしい気持ちで』(00:16から始まります)
実は富士そばは片手で数えられるくらいしか行ったことがないのだけど。
※10割そば:そば粉10割のそばのこと。そば粉にはつなぎの成分がないため、小麦粉を混ぜた方が麺の形にしやすいが、小麦粉不使用のそばも存在している。