それでは聴いてください

フリートークからの曲紹介に繋げるラジオ形式のブログ

通勤辛いし引っ越したい

2月の後半に、バイト先での所属が総務部になった。

これ自体はとてもありがたい。

来客へのお茶出しとか、金融機関へのお使いも結構楽しい。

パシリ体質なんだろう。

 

しかしこのブログのことである。

「総務部に異動しました(はーと)毎日充実してます(キラキラ)」

では終わらない。

 

問題は、出勤時刻が10時から9時に早まったことだ。

1時間早まると、睡眠が1時間減り、通勤ラッシュに巻き込まれる。辛い。みんなも辛いんだよとかそういう問題じゃない。ものすごく辛い。そしてこの辛さに輪をかけているのが、1時間半前後の通勤時間だ(行きと帰りで少し違う)。

17時半に定時退社しても、ちょっと皮膚科に寄ったり買い物などしていこうもんなら帰宅するのは21時や22時になる。そこから夕食をとってゆっくり入浴して、細々と用事を片付けているとあっという間に夜中である。私がグズなのもあるんだが、帰宅後くらいゆっくりしたい。そして十分な休息が取れないまま翌日また出社して、ひどい週はまだ火曜なのに金曜日だと思っていることもある。

今までは退勤後に1〜2時間スタジオに入ってボイトレをすることがよくあったんだが、最近はその体力も気力もない日が多い。

 

定時退社と言っても17時半ぴったりに会社を出るわけではないので、どこにも寄らずにまっすぐ帰っても、19時半くらいになる。結局夜だし、こういう日はせっかくなので早く寝る。慣れないMacBookを開いてDTMの宿題をやったりはしない。ブログを書いたりもしない。ブログくらいは帰りの電車で書けるが(朝は混み過ぎてスマホを使えない)、あまりに疲れているとそんな気も失せてしまう。

 

こうして「仕事行って帰って寝るだけ」という自分が一番したくなかったライフスタイルが完成してしまった。仕事中心の生活自体は悪いとは思わない。むしろ日本中そんな人だらけだろう。問題なのは、それを私がやっていることだ。音楽に時間をかけられるようにアルバイトという形態を選んだのに、結局正社員で働いていた頃と何も変わっていない。

 

よく言われるのが「地元で働けば?」だが、埼玉は東京に比べて給料が格段に安いので収入が減ってしまう。また、平日の夜に都内のイベントに参加したりもするので、職場は都内の方が効率が良い。

となると、引っ越すのが早い。家族総出で引っ越した方がいい。

父も同じく都内で、母は今働いていないが働くとしたらやはり都内である。父はよく自腹を切って有料特急に乗っているという。なんだかんだで通勤が辛いんだろう。

 

 都内の高級マンションに住みたいよね、みたいな話は家族内で度々話題になる。ただしそれはなかなかギャグの範疇を超えない。もう20年近く住んでいるこの中途半端な田舎の広々した空間と、濁りのない空気は、私の2倍長くこの街で過ごした両親にとっては捨てがたいのだろう。私にしてみれば、3人で住むなら物置的な部屋も含めて4DKで十分だし、埼玉の空気なんて大して綺麗じゃないし、せめて最寄駅は徒歩圏内にあってほしい。最寄駅が徒歩30分(〜40分)なんてありえない、そんなの最寄じゃねーよ。

 

「そのうちさ、駅が近い方がいいっていう価値観はなくなるよ。」

父が言う。

あれでしょ、アメリカは車移動だから金持ちほど皆僻地に住んでる説でしょ。ここは日本じゃい。主な交通手段は電車!

 

・・・と思っていたら父はこう続けた。

 

「リモートワークとかもあるしさ。」

 

家で仕事ができる説ね。

「でも、私みたいに総務とか事務の仕事は出社しないと成り立たないよ?」

「いや、そのうち総務っていう仕事自体が不要になる。」

 

なるほど。

いつかは長時間通勤から解放される時代が来るかもしれない。しかし、その「いつか」が実現するとして、それまでに掛かる年数は50を過ぎた父と20代の私とでは人生においての大きさが全然違う。若い女がオバハンになるのと、おじさんがおじいさんになるのを一緒にしてはいけない。

便利な時代が来るまで現状を変えないでいたらオバハンになってしまう。来るか否かもわからない未来を待つんじゃなくて、今を生きたい。

 

通勤は本当に必要なのか?

働くとは一体何なのか?

コンフィデンスマンの世界へ、ようこそ!笑

 

official髭男dismで「ノーダウト」

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