緑茶のティーバッグで被害妄想する回
緑茶を飲もうとしたらテーバッグのパックがこんな風になりまして、
(再現)
『ここからおあけ下さい』という、誰もが平等に与えられた入口を見事に塞いでしまっている。生まれたときから負け組とはこのことか。
別のところから開けようとするも、パックが伸びるだけで開く気配はない。
「なにやってんのww不器用だねwwww」
という声が聞こえる。第一印象が大切、とはこのことか。
いや、たまたまだよ。基本的には細かい作業得意なんだよ。これだけで勝手なイメージ持たないでよ…
せめて1ミリか2ミリでも切込みが入れられれば開きそうなのに…その切込みが入れられないから行き詰っているわけで。
仕方ない、ハサミを使おう。すいません、ハサミ借してください!
「ハサミの使用はご遠慮いただいております。規則ですので。」
「でも、はさみ使えばすぐ解決しますよ、ほら!」
「…皆さん同じ条件でやっていただいてますので。」
頼む相手を間違えたわ。友達に借りようかな。
「あ~なるほどね…でも、はさみ持ってないんだ。力になれなくてごめんね!」
分かってくれただけでもありがとう。自分で手に入れるしかなさそうだな。
でもお金がない。
それから数年後、社会人になり、ようやく自分のお金ではさみを買うことができた。
遠かった 遠かった~でも・・・お茶おいしい
“これでもまだ悪くはないよね”