それでは聴いてください

フリートークからの曲紹介に繋げるラジオ形式のブログ

お湯なら沸かせる。

今週のお題「得意料理」

 

以前、友達に呼ばれたBBQでフランクフルトを焼いていたお兄さん達が、「おれ!味噌汁なら作れるよ!」等と料理偏差値の低さを競っていたところ、

 

「あたし、お湯沸かせるよ。」

 

と口を挟んだ私が優勝した。

友達が、もっとすごいのいたぞと言って私への注目を周囲に煽ったのだが、正直なところお湯すらまともに沸かせられる自信がなかった。というのも、いつもお湯を沸かすとき、沸騰しているかどうかの判断がテキトーなのである。小学校の頃に理科の実験で水を温めたときは、ビーカーの中で下から上に泡が出ていくのを見て沸騰を確認することができたが、やかんは不透明である。それも蓋がしまっていて、実験で使うビーカーとはまるで状況が違う。となると、音で判断するしかないのだが、音も2段階で変化する。そもそも火を通しているというだけで薄くヒュ~~みたいな音がするし、音がだんだん強くなってくると、沸騰してるのかしてないのかわからなくなる。しかし実際に沸騰すると明らかに強くシューーーーーっと鳴るし、注ぎ口からは白い湯気がボワボワ出てくる、というのが最近ようやくわかってきた。ちなみに我が家にはポットがないのだが、もしポットや電気ケトルがあったら私は絶対にお湯を沸かせないだろう。そう遠くないうちに、「え?コンロでお湯沸かしてんの?すごーい!原始的!」とか言う人が出てくると思う。沸いてるのがお湯なのか、頭なのか、時代なのか、最早わからない。

 

実家暮らしだし、キッチンは母の聖域だし、自分で食べるものを用意するときも電子レンジくらいしか使わない。お茶は母が頻繁に淹れているので飲み物は常にあるし、私がコンロを使うのは両親が旅行で家を空けているときくらいである。あ、両親が家を空ける頻度?年に3回くらい。いや、2回かな。旅行というか、父の出張に母がついていくもので、期間は2週間ほど。その間は私もコンロ使い放題だが、下手に使って汚したら怒られるし、母が煮物を大量に作り置きしていくのでやはり私が料理する出番はない。

 

 

ただ、以前から思っていることがある。

 

私、絶対料理うまい。

なんかこう、成績悪いけど地頭は良かった『ビリギャル』と同じポテンシャルを感じる。お湯しか沸かせなかった私が1年間で女子力を40上げて慶応大学に合格。映画化決定。

 

味にはこだわりがあるし、あれとこれを組み合わせたらどうなるだろうとか考えるのも好きである。

 

というわけで、得意料理がお湯の私がこだわりの味を紹介しよう。

 

 

*バイキングでカレーうどん

これは羽田空港サクララウンジでよくやっている即興料理。ご飯茶碗くらいの大きさのうどんがセットされているので、そこにビーフシチューをかける。カレーと麺つゆの比率は、6:4くらいがおすすめ。

 

*独自のタレにこだわる納豆

比率は白だし7:つゆ3で、そこにリンゴ酢を2〜3滴ほど混ぜる。酢を混ぜると泡立ちが良くなるが、匂いが強いので入れすぎはNG。よく混ぜるのが大事。

専用のタレやカラシが付いていない納豆を食べる場合、もしくはいつもの納豆の味をガラリと変えたい場合におすすめ。

 

“甘さだったり苦さだったり、時間をかけて味になってく”

まあ。お湯しか作れないんだけどね。

藤原さくらで「Soup」

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