起きられない本当の理由
いろんな得意不得意があるように、起きるのが苦手な人がいる。
そもそも朝起きられない原因というのは大きく分けて2種類あると思う。
睡眠不足と、体質。
前者は、十分に睡眠を取れば解決するが、問題は後者。いわゆる「社会不適合者」と呼ばれる人たちは朝起きるのが苦手だと言われるが、起きるということが体質的に難しいのだろう。
そして私も、これに当てはまるかもしれない。
なにせ、毎朝目覚ましのアラームを止める瞬間に思うのはこうだ、
“くだらな”。
詳しく言うと、
「は?なんで起きなきゃいけないの?くだらなっ!てかまだ寝れるし。」
である。完全に朝を見下している。朝に対してものすごく強気だ。朝を舐めている。舐めているから起きられないのだ。朝に弱いのではない。むしろ強すぎる。強いくせに結果は負けている。それなのに、少しでも早く起きたら負けだと思っているのだ。
もともとは7時起きだったのが徐々に遅くなって7時半になり、それを反省して7時10分とかに起きようとするのも、怒られて更生したみたいで気恥ずかしい。反抗期か。
早く寝ればいいわけでもない。
10時間寝たとしても、アラームを聞いた瞬間に思うのはやはり、“くだらな”である。
そして本能的に、「なんで起きなきゃいけないの」と思う。起きなければいけない理由は、頭ではわかっている。社会人として、生きていくためにはお金がかかるし(税金など)、やりたいことをやるための資金稼ぎとしても働く必要がある。
朝起きて時間通りに出社するという決まり事を守って初めて、給料が発生する。それをわかっていても根本で反抗してしまうあたり、社会に対して不適合なのではないかと思う。
“定時で帰れるんだし、目障りな同僚もいないし、サクッと起きてサクッと会社行ってサクッと帰ろう?今日は早く帰ってピアノ練習でもしようよ、ね?何にもこわいことはないじゃん。ほら、今起きればゆっくり化粧できるし、前髪も巻けるよ!”(AM07:15頃)
と私の中のJuRiネキは言うのだけど、もうひとりの私、わがままJuRi子は、
“うるせー前髪なんてブローだけでいいんだよいつも7時半で間に合ってるんだからあと10分寝るぞ” と反抗するばかり。
また私は飽き性でもあるから、「毎日同じ時間に起きる」というのも苦手だ。
飽きと慣れで、“まだ寝れるし”となってしまう。
しかし起床時間が毎日違うと気分転換になり、わりと起きられる。
なので、シフト制の仕事のほうが向いている。以前数ヶ月ほど働いた職場は、出社時間が10時・11時・13時の3種類でローテーションされていて、その点とても働きやすかった。ただし、シフト制の職場は大抵、業種的に土日祝日の出勤がある。私のところもそうで、おまけに人手不足だったから休みは週1で、音楽をやる時間がほとんど取れなくて辞めたのだった。
平日のみでシフト制、という仕事があったらやりたいが、多分存在しない(※土日出社が月1くらいだったら我慢する。)
以上が朝起きられない理由、いや言い訳である。