吾輩は NO
吾輩はフリーターである。
定職はまだ無い。
どこで間違えたか頓と見当がつかぬ。何でも薄給のブラックなところで黙々と働いていたことだけは記憶して居る。
吾輩はここで初めて内定といふものを得た。然し後で聞くとそこは、正社員にも関わらず交通費を出さないといふ、業界中でも一番ブラックな会社であつたさうだ。
然しその時は何といふ考もなかつたから別段悔しいとも思はなかつた。ただ、別会社の友人達が掌に軽々と載せた諭吉紙を見て、何だかフハフハした感じが有つたばかりである。
フリーターになってからの或る日、バイト先で二人の社員にかう訊かれた。
社員①:フリーター続けるの?メディア系に行きたいんだっけ?
社員②:もしさ、共〇通信とかからスカウトされたら行く?あ、そういうのは違うんだっけ?
聴き給へ
Meghan Trainorで「NO」
My job is...NO
My future...is NO
You need to let me go.
なんかいろんな言語使ってるなこの記事。