それでは聴いてください

好きなことを書いて無理やり曲紹介する

Bonnie Pinkのマイナーな名曲10選

ボニーピンクってあれでしょ、君の胸で泣かない人でしょ」

 

とか舐めたことを言う人が絶えないので、ファンの私がPerfect Sky以外の名曲をアルバム毎に紹介する。

※曲によっては複数のアルバムに入っている曲もあるけれどもそこは割愛。

 

 

<Dear Diary>

Dear Diary

Dear Diary

 

 Is this love?

ボニーピンクって君の胸で泣かない人でしょ?」

と言う人に教えてやる。

 

違うよ。いや違くないけど。

 「15分だけ恋人でい」たい人だよ。

 

 世間でのBonnie Pinkのイメージは2006年のアネッサのCMで止まっているらしいが、私はその4年後に放送されていたLionのCMでBonnie Pinkを知った。

 

youtu.be

このCM2010年ごろだったらしい。 

加藤ローサっていうのがまた時代を感じる。

 

Hurricane

ブロガーがこの言葉を使ったら負けだと思うけど、とにかくエモい。

その黒幕はベース。

「こんな痛みは初めて だけどこんな気持ちをありがとう」

のあたり、聴いてると傷口に消毒液を塗ったみたいに心が滲みる。

Hurricaneのように周りを振り回しては消えていく「転校生の君」に「電光石火で奪」われた「私のハート」もこんな風に痛んだのだろうか。

 

そして聴きどころがもう一つ。

韻の踏み方がとにかくハンパない。

最初は「いっそ このままずっと 君と」という10段階中レベル2くらいの言葉遊びで始まるんだが、曲が進むにつれてどんどんレベルが上がっていく。

2番Aメロからさっそく、「転校生」と「電光石火」だし、極めつけはCメロ。

外国人の名前を羅列していった後の締めくくり方がヤヴァイ。

 

Matthew, Nicole, Oscar, Pable,
Rose, Sean, Teresa, Virginie, Wanda,

君に夢中なんだ 予測不能

 

“Wanda”と「君に夢中“なんだ”」

人の名前で韻を踏んでいらっしゃる。天才か。

 

 

Many moons ago

Hurricaneにしろこの曲にしろ、ボニー姉さんはいなくなる人を追いかけすぎじゃない?

あかりの数 人はいるのに

何故に

あなたじゃなきゃいけなかったんだろう

I still don't know why.

 

「月が満ちて欠けるたび思い出す」ような人じゃなきゃいけなかったんだよきっと。

儚いものほど愛おしいのよね。

 

あ、many months agoの間違いじゃないの?という指摘は多分タブー。いやべつに韻を踏んだつもりはない。

 

 

 

<Joy/Happy Ending>

Joy/Happy Ending

Joy/Happy Ending

 

 You and I

いわゆるB面扱いなのだけど、 なぜシングルカットされないのか不思議だ。

このアルバムは、

Joy

Joy(Instrumental)

Happy Ending

Happy Ending(Instrumental) 

You and I

の計5曲が収録されているんだが、個人的にはYou and IのInstrumental版もあってほしい。歌いたい。

 

絶対に絶対に絶対に違うのだけど、どうもこの曲には不倫のイメージを持ってしまう。

愛してない 愛してるって

言葉じゃ割り切れない

 割り切っちゃいけないからね。

 

You and I 背中合わせ

君に僕を預けよう

 あくまで背中合わせ。何の関係もありませんっていうフリ。

 

涙は大事な日に取っておくよ

真っ当な恋愛の時のための涙は取っておくと。

 

I'll be alright

覚悟決めた系・・・?? 

だめだもう、不倫の歌にしか思えない。良い曲。好き。

 

 

 

<鐘を鳴らして>

鐘を鳴らして(通常盤)

鐘を鳴らして(通常盤)

 

 Pump it up!

エレクトロなダンスチューン。

 クラブイベントなどアゲアゲな場でボニピンを歌うならこれ。実際私も何度かカバー曲として歌ったことがあるが、シンガーメインのライブでも、DJがいるようなクラブイベントでも浮かない、オールマイティに使える楽曲だと感じた。

欲を言えば、サビの部分の「Let me hear you」という囁きをInstrumental版にも入れてほしい。

 

 

 

<ONE>

ONE

ONE

 

 Get on the bus

こういうリズム強めのミディアムチューンは、好きな人にはツボだと思う。

前向きだけれども明るさ65パーくらいなのがBonnie Pinkらしい。

これまたHurricaneほどではないが所々で韻を踏むので聴いていてとても心地が良いし、つい口ずさみたくなる。

ちなみにカラオケでは、DAMにはないがJOYSOUNDにはあることを先日確認した。 

 

 

 

フューシャフューシャフューシャ

洋楽の要素をちょくちょく混ぜてくるBonnie Pinkだが、この曲はレゲエ調。

しかし南国風のゆるっとした雰囲気ではなく、ちゃんとボニーワールドを全開にした歌詞なので、何度も聴いているとだんだんレゲエとは感じなくなってくる。

 

だけど僕は違うと嘘でも言って

嘘でも言って

 

大事なことなので2回言いました、みたいに繰り返す「嘘でも言って」が癖になるし、

女心によく響く。

 

 

 

<Chasing Hope>

Chasing Hope(通常盤)

Chasing Hope(通常盤)

 

 

Tiger Lily

wikiによるとBonnie Pinkは、音楽プロデューサーに歌声を見初められてデビューしたらしいが、Tiger Lilyは彼女の声の魅力を存分に活かしている1曲だと思う。「あなたはーわたぁしたいがりーりぃ〜」のあたり、伸びの良いモッツァレラチーズのようだ。チーズ食べたい。

 

 

 

Baby Baby Baby

Baby Baby Baby Baby Baby

そんな風に呼んでから逃げないで

わかる。いるよね、そういう人。自分から釣り針投げといて魚が引っかかったら逃げるやつ。

ボニー姉さんと酒飲みたい。 

 

 

 

<Present>

Present (CCCD)

Present (CCCD)

 

 Present 

R&Bというのか、チュクチュクシャカシャカとクールなアレンジをしているからドライに聴こえるが、実はかなり感情的な曲。

ここでいうプレゼントは、相手を喜ばすための指輪とかそういったマテリアル的なものではなくて、身を削って捧げる何かなんだと思う。

ただ、歌詞の真意は作者である浅田香織さんしか知らないから私はこれ以上語らないでおこう。

 

Back Room BONNIE PINK Remakesというアルバムがあって、いくつかの曲がアコースティック編成でリメイクされている。この中にPresentも含まれているのだが、オリジナル版よりも感情むき出しな雰囲気に仕上がっている。

Back Room -BONNIE PINK Remakes- (通常盤)

Back Room -BONNIE PINK Remakes- (通常盤)

 

ここに収録されている曲は全て、Instrumental版もセットになっているので、Bonnie Pinkをカバーしたいシンガーさんにおすすめ。

君の胸で泣かない曲のオサレバージョンももれなく収録されているので是非聴いてみてほしい。

ユーチューバーの「みなさんこんにちは」に違和感を覚える

昔ラジオ局の人が言ってた。

テレビは「テレビの前のみなさ〜ん」だけど、ラジオは「ラジオの前のあなた」なんだって。だから視聴者と距離が近いんだって。それがラジオの良さなんだって。

 

最近主流メディアの一つになってきたネット動画も、配信者と視聴者の距離感を考えるとラジオ寄りだと思う。

コメント欄はラジオでいうお便りコーナー(普通のお便り、略して『ふつおた』とか呼ばれる)と近いし、視聴もスマホタブレットやパソコンなど個人単位の場合が多い。

ラジオの場合はスピーカーで流して複数人で聴くことも少なくないから、視聴形態を踏まえるとネット動画の方がより個人向けじゃないか?

 

なのにユーチューバ達はこぞって皆、

「みなさんこんにちは。」

と言う。

 

いや気持ちはわかるよ。

カメラを前にして、これからこの動画を不特定多数の人が観るんだと思うと、“みなさん”と言いたくはなる。

でもね、観るときは高確率で一人なわけよ。

喩えるなら一人カラオケ専門店に当然ながら一人で行って「何名さまですか?」って聞かれてるみたいなもんなのよ(行ったことないけど)。

 

だから娯楽系のネット動画において「みなさん」と言うスタンスには少し違和感があるなと思った。別にユーチューバーの方々をディスるつもりはさらさらないし、ただちょっと深く考えてみたくなっただけなのだけど。

 

ちなみにこのブログはラジオがモチーフなので、はてなブログを読んでいる「あなた」に向けて書いている。

 

宇多田ヒカルで、『あなた』

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午前10時のハイテンション

平成最後の夏を療養に費やし、8月から職場復帰して早2ヶ月。体感としては元気。二度と体調崩したくないからあまり調子に乗らないよう適度にビビりながら日々を過ごしている。

 

体調より明らかに良くなったのが精神面だ。

以前は週2ペースで「もう死のうかな」と思っていたが、最近はそれがなくなった。

物を食べておいしいと感じられるようになった。過呼吸を起こさなくなった。

 

雑務で体を動かすのがしんどくなくなったし、同僚と雑談もできるようになった。

雑談して笑えるようになった。

 

よく喋るしよく笑う。

これが本来の自分の姿だと思う。

本当の自分なんていないとは言うけれど、少なくともデフォルトの私は明るい。多少の闇はあっても、表面上は明るくいられるぐらいの気力がある。

 

そんなに元気ならもう通常出勤に戻していいのでは?と周りに思われているかもしれない。

実はまだ時短勤務で、通常9時-17時半のところを10時-16時にしている。わりと残業するので退勤時刻は17時前後になることもザラだが、出勤はきっかり10時。

 

私がいま自分らしいテンションで過ごせているのは10時出勤のおかげだといっても過言ではない。

 

なにせ10時出勤はめちゃくちゃ楽だ。ガラ空きの準急で40分寝られるんだから。

朝眠くても、電車で寝られると思うだけで精神的負担は軽くなるし。 

でもこんなに楽なのは、うちの職場も含めて世の中のスタンダードが9時出勤だからだ。皆より1時間遅いから電車が空いている。たっぷり寝て通勤できる。ありがたいと同時に本当に申し訳ないとも思う。

 

しがないバイトの私のポジションを、他の人を雇って埋めたりもせずに3ヶ月守り通してくれた職場には感謝しかない。

だからと言って9時出勤に戻して、99パーセント座れない早朝のすし詰め状態の電車での通勤を再開したら、いま絶妙なバランスで保っている心身の均衡が崩れてしまう気がする。

必要最低限の会話すらしんどくなり、ご飯の美味しさや明るい感情を忘れてしまう。

 

他の皆だって通勤ラッシュに耐えているんだから自分だけそれを逃れようとするのは甘えだと分かっている。分かっているけどだめなんだ、多分間違いなく私の身体は9時出勤を拒んでしまう。

だからせめて退勤時刻は延ばすし、何でもやるし、お願いだから朝だけは、どうか朝だけは10時のままにさせていただきたい。もう一度言うけど、何でもするから。何でもしますから…

 

9時は嫌 まさかね、そんなこと言えない〜

Kiroroで『長い間』

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通勤辛いし引っ越したい

2月の後半に、バイト先での所属が総務部になった。

これ自体はとてもありがたい。

来客へのお茶出しとか、金融機関へのお使いも結構楽しい。

パシリ体質なんだろう。

 

しかしこのブログのことである。

「総務部に異動しました(はーと)毎日充実してます(キラキラ)」

では終わらない。

 

問題は、出勤時刻が10時から9時に早まったことだ。

1時間早まると、睡眠が1時間減り、通勤ラッシュに巻き込まれる。辛い。みんなも辛いんだよとかそういう問題じゃない。ものすごく辛い。そしてこの辛さに輪をかけているのが、1時間半前後の通勤時間だ(行きと帰りで少し違う)。

17時半に定時退社しても、ちょっと皮膚科に寄ったり買い物などしていこうもんなら帰宅するのは21時や22時になる。そこから夕食をとってゆっくり入浴して、細々と用事を片付けているとあっという間に夜中である。私がグズなのもあるんだが、帰宅後くらいゆっくりしたい。そして十分な休息が取れないまま翌日また出社して、ひどい週はまだ火曜なのに金曜日だと思っていることもある。

今までは退勤後に1〜2時間スタジオに入ってボイトレをすることがよくあったんだが、最近はその体力も気力もない日が多い。

 

定時退社と言っても17時半ぴったりに会社を出るわけではないので、どこにも寄らずにまっすぐ帰っても、19時半くらいになる。結局夜だし、こういう日はせっかくなので早く寝る。慣れないMacBookを開いてDTMの宿題をやったりはしない。ブログを書いたりもしない。ブログくらいは帰りの電車で書けるが(朝は混み過ぎてスマホを使えない)、あまりに疲れているとそんな気も失せてしまう。

 

こうして「仕事行って帰って寝るだけ」という自分が一番したくなかったライフスタイルが完成してしまった。仕事中心の生活自体は悪いとは思わない。むしろ日本中そんな人だらけだろう。問題なのは、それを私がやっていることだ。音楽に時間をかけられるようにアルバイトという形態を選んだのに、結局正社員で働いていた頃と何も変わっていない。

 

よく言われるのが「地元で働けば?」だが、埼玉は東京に比べて給料が格段に安いので収入が減ってしまう。また、平日の夜に都内のイベントに参加したりもするので、職場は都内の方が効率が良い。

となると、引っ越すのが早い。家族総出で引っ越した方がいい。

父も同じく都内で、母は今働いていないが働くとしたらやはり都内である。父はよく自腹を切って有料特急に乗っているという。なんだかんだで通勤が辛いんだろう。

 

 都内の高級マンションに住みたいよね、みたいな話は家族内で度々話題になる。ただしそれはなかなかギャグの範疇を超えない。もう20年近く住んでいるこの中途半端な田舎の広々した空間と、濁りのない空気は、私の2倍長くこの街で過ごした両親にとっては捨てがたいのだろう。私にしてみれば、3人で住むなら物置的な部屋も含めて4DKで十分だし、埼玉の空気なんて大して綺麗じゃないし、せめて最寄駅は徒歩圏内にあってほしい。最寄駅が徒歩30分(〜40分)なんてありえない、そんなの最寄じゃねーよ。

 

「そのうちさ、駅が近い方がいいっていう価値観はなくなるよ。」

父が言う。

あれでしょ、アメリカは車移動だから金持ちほど皆僻地に住んでる説でしょ。ここは日本じゃい。主な交通手段は電車!

 

・・・と思っていたら父はこう続けた。

 

「リモートワークとかもあるしさ。」

 

家で仕事ができる説ね。

「でも、私みたいに総務とか事務の仕事は出社しないと成り立たないよ?」

「いや、そのうち総務っていう仕事自体が不要になる。」

 

なるほど。

いつかは長時間通勤から解放される時代が来るかもしれない。しかし、その「いつか」が実現するとして、それまでに掛かる年数は50を過ぎた父と20代の私とでは人生においての大きさが全然違う。若い女がオバハンになるのと、おじさんがおじいさんになるのを一緒にしてはいけない。

便利な時代が来るまで現状を変えないでいたらオバハンになってしまう。来るか否かもわからない未来を待つんじゃなくて、今を生きたい。

 

通勤は本当に必要なのか?

働くとは一体何なのか?

コンフィデンスマンの世界へ、ようこそ!笑

 

official髭男dismで「ノーダウト」

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当たり前のことを思った

<p>今週のお題「あの人へラブレター」</p>

5月に入ってすぐ、変な病気になった。

病名と症状は割愛する。

人生初の入院もして、療養に半月費やした。

退院しても不安とか不安とか不安とかでいっぱいな今、ひたすら思う事がある。

 

大事な人(というか自分が一方的に大事に思っている人)とは元気なうちにたくさん会っておきたい。

付き合うとか付き合わないとか、そういう形式的なことはどうでもいいから、ただただ一緒に過ごすということができたらいいなと。

 

病気でなくたって、人生いつ何があるかわからない。そのうちに、と思っていたことが二度と実現できなくなることもある。

 

要するに、「今を大切にしよう」という、わざわざ言葉にするまでもないくらいの常識でしかないのだけど、崖っぷちに立たされて初めて、本心からそんな当たり前のことを思った。

ブラジャーコンプレックス

お題「これって私だけ?」

 

一人カラオケ、一人カフェ、一人ラーメン…全部余裕。でも下着屋には行けない。

 

デパートやショッピングモールの、老若男女が通りがかる場所に平然と設置される下着屋。

店の外から中までずらりと並ぶ、ブラジャーという乳房の象徴が強烈な女性性を発していて、私はそれに目眩がする。そして何より、自分もその整列したおっぱいの一員であるということに、どうしても違和感を持ってしまう。

たとえるなら、初めて制服やスーツを身につけるときの戸惑いに似ている。

 

本来ならば、性に関する事柄は歳を重ねるにつれて恥ずかしさが薄れていくものである。

ただし、いわゆる思春期に適切なケアを受けていればの話だ。身体が大人へと成長する過程で、持って生まれた性別の特徴が少しずつ現れ始めるとき、誰しも最初は戸惑いを覚えるが、恥ずかしいことじゃないのよと保護者や周りの人間が教えてあげることで、だんだんと自分の性を受け入れられるようになってくる。しかし、もし身近な人間例えば保護者などが余計に恥ずかしさを助長するような言動をとるなどすれば、根強いトラウマになったり、自らの性を受け入れられないまま成人して、いろいろと拗らせてしまったりする。

 

##

私は元々身体が小さく、成長も遅かった。高校に入ってもベージュのフニャっとしたスポブラしか与えられていなかったのは、自分にはまだ必要ないからだろうと思っていたし、同級生がしているようなワイヤー入りのブラジャーを欲しいと思ったこともなかった。しかしある時、おばさんみたいな下着しか持っていない私を同級生が見兼ねて、安い下着屋さんに連れて行ってくれた。サイズは適当だが見た感じでAだということになり、アンダーだけはいつ測ったのか忘れたが、ちゃんと数字を把握していた。

「これなんか清楚な感じでいいんじゃない?」とアドバイスをもらいながら購入したのが、人生初のおブラ様だ。

 

そして帰宅後、下着を購入したことを恐る恐る母に打ち明けると、

ニヤニヤしながら「え〜wwwいらないでしょwwww」という反応。

友達に勧められたとは言いづらかったので、部活(ダンス系)でノースリーブの衣装を着るときに紐が外せる下着が必要だったんだともっともらしい理由をぶつけてみたけれども、母のニヤケ顔は止められなかった。

「だいたいこの(付属の)化繊のパンツ、あんた肌弱いんだから履けないでしょww」

それを言われるとグーの音も出ない。

 

「・・・これあたし履こう!!」

 

え、あなたが履くの?私と同じく肌の弱いあなたが??だったら私が持ってればよくない?と思ったけれども、反論できずにいたので、付属のパンティーだけ大人しく没収された。

 

その翌日だったか数日後だったか忘れたが、母の職場に遊びに行ったとき、母が同僚女性のSさんに、私が自分で下着を購入してきたことを笑いながら話した。

「っていうか、パンツは綿が一番ですよね〜Sさん?」

「ん〜・・・まあ、そうですねぇ〜・・・」

Sさんは真面目で大人しい方だったので、母に反論をぶつけるようなことはしなかったけれども、内心混乱していただろうと思う。

こうして私の、ブラジャーに対するコンプレックスが生まれた。

 

 

購入して2週間くらい経った頃にまた不機嫌そうな顔で、お前にブラジャーなんて必要ないと言われたのだが、しばらくすると紐が外せるタイプのブラを2つ買ってきてくれた。部活で必要なので助かったが、デザインは小学生みたいだし、サイズも小さく、それをつけた日は胸が小さくなってしまっていたけれど、カップ数が間違っているからだという発想には至らず、きついブラとおばはんブラを交互につけながら3年間を過ごした。

次に自分で下着を買ったのは高校卒業後だったのだが、あるとき、ブラジャーをつけていると胸が苦しいということに気がついた。そこでカップ数をワンサイズ上げてみたのだが、それでもやはり馴染まなかった。

通常であれば、その時点でお店の人にサイズを測ってもらうか、更にワンサイズあげるなどするだろう。ところが私が出した結論は、

ああ、自分にはブラジャーつける資格ないんだ。

だった。

とはいえノーブラというわけにはいかないので、それから数年の間はノンワイヤータイプもしくはブラトップに逃げていた。どちらも、サイズ展開がS・M・Lなので、いちいち自分の、コンプレックスだらけの身体のサイズを数値化しなくて済む。

ちなみに、ノンワイヤーでもおしゃれなデザインのものが、苦手なタイプの下着屋さんのワンコーナーに置いてあるので、ブラジャーをつける資格のある女性達の脇を静かに通り抜け、選んでいた。進学校の落ちこぼれクラスに通っているような気分だった。

 

私はずっと自分の胸はBカップだと思っていたんだが、

「受理子、CかDはあるよ」と数人の友人に言われるようになったので、社会人になってから初めてお店での採寸を行った。

ある店ではCと言われ、またある店ではEと言われた。Cだと少しきついので真ん中のDなんだろう。

こうして正しいサイズがわかり、数年ぶりにワイヤー入りのブラジャーを手に入れた。

 

ところが、そのブラジャーは2回程度しか使わないうちに自宅で消えた。

せっかくワイヤー入りを買ったくせに情けない話なんだが、以前母がワコールのブラジャーからワイヤーを抜いて使っており、その抜き方が上手だったので依頼してみたのだ。預けてから二度と戻ってこなかった。不思議なことに、付属のパンツも同時に消えていた。

「間違って捨てちゃったかな〜」

と言うが、間違って捨てるような場所にゴミ箱はない。

それに我が家は綺麗なのだ。捨てグセのある母のおかげで。

 

捨てられたブラジャーは、C判定が出た店で購入したので、少しきつかった。だから捨てて正解だったとは思う。でも、娘の女性としてのアイデンティティまで葬らないで。

 

サカナクションで、『アイデンティティ

www.youtube.com

 

 

dj-juri.hatenablog.com

 

便利!新しいオフィス〇〇

うちの職場、オフィスグリコとオフィスファミマに続いて最近、「オフィスおかん」を導入した。

おかん、いわゆる"お袋の味"と言われるようなお惣菜がパック詰めにされ、専用の冷蔵庫に入っている。人間のエゴで勝手におかんと名付けられた冷蔵庫は、女にATMと呼ばれる男性を彷彿とさせる。ちなみに「冷蔵庫」はフランス語では男性名詞。

むしろ、"オフィスおとん"じゃないか。

 

さて、最近流行りの「オフィス〇〇」シリーズだが調べてみたらどうやら両手の指が足りないくらいには存在するらしい。これからもどんどん増えていくだろう。

 

なので私からもいくつかアイデアを出してみよう。

 

◇オフィスホグワーツ

働きながら魔法が学べる制度。

マグル界で魔法を使うのは原則として禁止だが、これを導入した企業の従業員はホウキ通勤などが許される。満員電車が社会問題となっている現在、ホウキでの通勤は画期的な移動手段であるが、今後ホウキ通勤人口が増えるにつれて、空の混雑が問題になることが予想されている。

 

◇オフィストトロ

「死と隣り合わせ」という意味を持つトトロは、もうすぐ倒産する会社や近いうちに行政指導が入る会社に常駐する。ブラック企業の精霊的な存在。

 

◇オフィスパイロット

会社の建物ごと空の旅に連れて行ってくれる…

のではなく、気に入らない同僚や上司のことを報告すると、別部署などへ飛ばしてくれるサービス。小さい会社の場合は退社に追い込む。

ただし、申請後最短でも1週間、最長で2ヶ月程度、対象者の観察があり、パイロットの判断によっては対象者ではなく申請者が飛ばされることもある。

 

◇オフィスバンド

頼めばいつでもオフィス内でライブとかやってくれる。バンドが売れると会社へのバックが結構大きかったりする。

 

◇オフィスドラえもん
わがまま聞いてくれる。

 

◇オフィスシャンシャン

かわいい。

 

◇オフィス受理子

あなたのオフィスに私が登場!

"オフィスグリコ"とほとんど響き同じだからよくない?よくないこれ?よくなくなくなくなくなくなーい?

KREVAで、 『今夜はブギーバッグ』

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 ※参照

 f:id:dj_juri:20180327205744j:image

http://www.lexisrex.com/フランス語/単語/冷蔵庫